2021/12/27

ファレホまとめ

ガレージキットのエアブラシ塗装を行う際のファレホの使い方をまとめました。
ボークス様や模型先輩方の情報を参考にしております。
あくまで個人の使い方なので、一例として、ご参考頂けると幸いです。

※随時更新予定です。(2021/12/27更新)


塗料の希釈

◆薄め液

エアブラシでの扱いやすさを考え、溶剤を混ぜて使用します。
カラー用とバーニッシュ用で溶剤を分けています。
カラー用薄め液でバーニッシュを希釈すると、ひび割れを起こすので使用しないようご注意ください。

・カラー用薄め液

エアブラシが詰まりやすいので、精製水を混ぜて乾燥時間を遅らせます。

精製水:エアブラシシンナー:フローインプルーバー=1:1:1

・バーニッシュ用薄め液

水を混ぜると塗面がひび割れることがあるので、混ぜないように注意します。

エアブラシシンナー:フローインプルーバー=2:1

◆希釈の割合

メカカラー希釈はあまり定まってないです...。
薄め液はよく振ってから塗料と混ぜます。
塗料の種類塗料:薄め液の割合コメント
モデルカラー
ゲームカラー
1:11,2回の吹き付けで塗料がしっかり乗りますが詰まりに注意
1:1.5~2薄く色をのせたいときに。塗料の液だまり、塗料はじきに要注意
メカカラー
5:1くらい1,2回の吹き付けで塗料がしっかり乗りますが詰まりに注意
1:1くらい薄く色をのせたいときに。塗料の液だまり、塗料はじきに要注意
バーニッシュ1:1バーニッシュ用の薄め液を使う
シフターズ原液でいける吹きにくかったらカラー用薄め液を少し入れる
プライマー原液でいける吹きにくかったらカラー用薄め液を少し入れる

エアブラシの使い方

◆エア圧

エア圧0.1Mpaもしくは0.1よりほんの少し高いくらいで問題なく吹けます。


◆詰まり防止

・塗装中

筆にエアブラシクリーナーをつけてニードル先を拭き、固着した塗料を取り除きます。
もしくは塗料皿等にエアブラシクリーナを溜め、ニードル先を漬けて固着を防ぎます。
色を変えるごとに水とエアブラシクリーナーでうがいをすれば安心です。
私は水のうがいで塗料をきれいにして、最後ダメ押しでクリーナーでうがいをしています。

・塗装後

ニードルに塗料が残りやすいので、定期的にニードルを抜いて掃除したほうがよいと思います。(自己責任で...!)
完全乾燥した場合はマジックリンで塗料を落とせます。


塗料について

◆プライマー

サフとしての機能はほぼないです。
白はレジンキャストの色とほぼ同じなので、ガレキ塗装のプライマーとして使えます。
その他の色つきのプライマーも下地として使えます。

◆メディウム

グロスメディウムをラッカー塗料でいうクリアーのように使っていたことがありますが、使用するとエアブラシが大変詰まりやすくなるため今は使っていません。
メタルメディウムは簡単にメタリックの塗料にできるのでたまに使っています。

ガレージキット塗装

◆基本の流れ

(1)プライマーを吹く
(2)カラーで塗装
(3)グロスバーニッシュでコート
(4)サテンorマットバーニッシュでつや調整

◆アイペイントをする場合

グロスバーニッシュが乾燥した後にエナメルでアイペイントができます。
ふき取りも問題なく行うことができます。

乾燥は正直なところ24時間は置いたほうが間違いないです。
最短どれくらいの乾燥で大丈夫なのかは、いつか検証します。。

◆水性ホビーカラーの併用

トップコートに関しては、水性ホビーカラーを併用したほうが作業しやすいと感じています。
使用量が多いことと、エアブラシでの吹きやすさが理由です。

水性ホビーカラーのクリア乾燥後はエナメル塗料を使うことができます。
また、ファレホを問題なく重ねることができます。